タクト オブ ウィゾ
トップウォ−タースペシャリスト
「魔術師の指揮棒」
と名付けられたこのシリーズは、羽鳥静夫氏の協力のもと長期に渡りテストを繰り返し完成した、キャスティングのし易さを追求するのではなく、プラグの機能を最大限に引き出し、より滑らかに、艶めかしく、またある時はキレのある鋭い動きを演出できる事を目的に開発されたトップウォーター専用ロッドです。
* 2010年に発売された
「羽鳥静夫と仲間達」
では、開発当初のサンプルも持参していました。 また、トップウォーターロッドに対するプラッキングとキャスティングの関係についての説明が収録されています。
６’４”（グラスロッド） LURE：5-14ｇ LINE：6-12LB
ロッドWT：55.5g パック長：160cm ロッドB価格： 27,000円＋税
標準グリップ：セミダブル/ガンメタ セット価格： 45,000円＋税
２０１１年８月
プラグを何時でも意のままに操る事は経験豊富なベテランにとっても、とても難しいことです。特にペンシルベイトは、ロッドを煽った時に強くなり過ぎてプラグが飛び上がり気味になったり、弱過ぎて真っ直ぐ泳いでしまったり。
「Ｔａｋｔ ｏｆ ＷＳＯ」シリーズはそんな難しい技術を、ティップ下からベリーに掛けてのテーパーと、ベリーに掛けてのたわみ、グラス特有の粘りで、プラグを弾くことなく、スムーズに力を伝達し、今まで以上にプラッキングを手助けしてくれるロッドです。
１０〜１４ｇ前後のペンシルベイトに最適なモデルで、インナーハンドやスティッキー、ビンテージシリーズを使うのにお勧めです。
６’３”（グラスロッド） LURE：7-18ｇ LINE：8-16LB
ロッドWT：56g パック長：157.5cm ロッドB価格： 27,000円＋税
標準グリップ：セミダブル/ガンメタ セット価格： 45,000円＋税
２０２０年５月発売予定
WSOシリーズの開発は羽鳥さんのお気に入りロッド（６’４”）と同じアクションを目指して試作が始まり、何回かの試作を経て羽鳥さんのOKが出てTW64Lが出来上がりました。
そこで、これをパワーアップしてMタイプを作ることになり試作をしてゆきMタイプが完成したのです。
出来上がったロッドを発売後、彼に届けましたが、後日電話があり、「Mは６４で出来てるよ！」と言われてしまいました。私は上記の経緯から当然長さは６４という認識でしたが、羽鳥さんは以前のモデル、SS-64THL,SS−63THM の流れから来るので６３で上がってくると思っていたようです。
このような行き違いがあったのですが、６４Mの試作（６３だと思っていた）も見ているので大丈夫だね！と言う事で販売をしていました。
ところが、昨年の春にTELがあり「やっぱり６３にしたいんだけど？」と要望されたのです。ちょうどその時は在庫がほとんど無かったのでタイミングとしては良かったので６３を作ることになりました。
羽鳥さん自身で色々と試したようで、「バット部分を少し調整してもらえばOK」と言うことでした。
しかし、昨年11月に突然お亡くなりになってしまったので、完成品をお見せできなくなり非常に残念ですが、私にとっては羽鳥さんの拘りの詰まったロッドを完成させることができてホットしています。
インナーハンドマグナム、グランパをはじめ引き抵抗のあるポッパーやスイッシャーをより滑らかに、艶めかしく、そしてある時は鋭くキレのある動きを演出するのに適しています。
ブランクカラーは派手な様で落ち着いたパープルカラー。
ＰＣでは再現し難い繊細な色合い。
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