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編集部だより インフォメーション
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会報「Surface」編集部から思いつくままをブログ形式で書き綴っていきたいと思います。
1月1日 2012年元旦
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激動の1年と呼べる 2011年が終わり、新しい年を迎えました。
日常に流されて思うことはたくさんあっても中々動けなかった昨年でした。
今年も、一気に好転とは望めない状況ですが、少しずつでも着実に、明るく、笑顔で過ごせる年になる一助になりたいです。
本年も宜しくお願いいたします。
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事務局(T)
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1月4日 新年初釣り
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3日は、総勢9名の好き者?が集まり、リバースポット早戸で、初釣りをしてきました。
いつもの通り、だらだらと集合して、釣りをしながらお喋りして、自由な時間を楽しむという集まり。ちょっと違うのは、魚が釣れる事です。(笑)
ウィゾで釣ってやろうと目論んで見たものの、流れのある川では中々上手く動かせず、鱒も見向きもしてくれないのであきらめて、久しぶりにドライフライで数本釣ってお土産に。
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釣り上げた虹鱒は塩焼きで、
それと、石川さんから大物一匹もらったのでバター焼きにして、
本日の夕食に美味しくいただきました。
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明日から、仕事始めです。より楽しめるクラブになるよう頑張っていきますので、本年も宜しくお願い致します。
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事務局(T)
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1月7日 黄金のなまず
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さて、釣りとは関係ない話ですいませんが、昨年末、スミスの商品センター忘年会に呼ばれて埼玉県の吉川に行ってきました。
吉川市はどういう起源か知りませんが鯰を名物としていまして、駅を出た広場には立派なナマズのオブジェがあり、その色にさらに目を奪われます。それがこれ、
ライトアップされた黄金のナマズが輝いています。さらに、駅の反対口にはナマズショップもあります。
だからというわけではないでしょうが、今回センターの幹事が選んだのが、福寿家の川魚懐石。
天保八年創業という老舗でした。
今回は川魚でしたが、鯰尽くしがあるということです。 しかし、予算の関係上厳しかったようですね。 |
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近郊で興味のある方は、行かれて見てはいかがでしょうか?
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事務局(T)
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1月13日 氷点下の湖畔で・・・
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SuperStrikeClubも、今年3年めを迎えます。試行錯誤の2年間でしたが、皆さんのご理解とお力添えにより、新たな年を迎えることができました。心より御礼申し上げます。
さて、昨年末、ある仕事で山中湖を訪ねてきました。自動車会社のPRの仕事だったのですが、冠雪の富士山をバックに新型車の撮影を行なうという案件でしたので、夜明け前に現地に到着。広告代理店の担当者が運んでくる撮影車両を待つことになりました。
午前6時。夜明け前で気温がもっとも低くなる時間帯です。車の気温計を見れば−6℃。途中、東富士五湖道路では場所によって−7℃を示していましたので、湖畔のほうが少し温かいのかもしれません。
とはいっても、この温度。やがて、少しずつ上がっていって、撮影車両が到着する頃には−5℃くらいでしたが、いずれにしても耳がちぎれそうな寒さです。
その寒さが功を奏してか、空気は澄みわたり、朝日を浴びた富士山は壮絶な美しさを漂わせていました。スタッフ全員が息を呑むような光景です。冠雪は、日を受けてプラチナのように鋭く輝き、少しずつ赤みを増していきました。
・・・で、その夜明けのちょっと前。徐々に明るくなっていく湖畔で、撮影車両を待つ間、水辺をぶらついてみました。水飛沫が掛かった岩はうすく凍りつき、吐く息も真っ白に凍えています。
なのに、静かにしていると意外なほど多くの魚が水際ぎりぎりを回遊していくんですね。これには驚きました。湖岸線と平行にすーっと移動していくんです。多くは50〜60pのコイなんですが、ウグイのような細長い魚も、フナのような小魚も視界を横切っていきます。エサを捜しているようには見えません。ただ、静かに移動していきます。
何をしているんだろう・・・。
もちろん、バスも目にしました。なかなかいいサイズが何尾も・・・です。でも、やっぱりヤル気のある“あの姿”ではなく、ただクルーズしていくだけ。それも下手をすれば背びれが出てしまいそうな浅瀬です。
ゆっくりとゆっくりと・・・。いったいどんなつもりなのか、こんな寒い時期に何かメリットがあるのだろうか、そんなことを想いながら30分ほど眺めていました。
バスの行動って、まだまだ分からないことばかりですね。まぁ、だからこそ面白いんでしょうが・・・
今年もよろしくお願い申し上げます。
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編集部(M)
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1月17日 冬のラインは
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日曜に、北浦にある潮来マリーナさんが経営するバスの管理釣場「富士見池」で行なわれた、
「新春初バス釣りたい会in富士見池・藤掛CUP」
というイベントへ、横利根53upの主催者、須田さんのお誘いを受けて参加してきました。
まあ、釣果のほうは管釣りといえどなかなか渋く、アンダーウォーターは超苦手な私はバスにめぐり合えませんでした(笑)ので語る事はないのですが、ウィゾを動かしてみて気付いた事があったので書いてみました。
それは、ナイロンラインです。
キャストして気になったのがコイル状になってなかなか延びきってくれない事でした。夏から使っている 8LB でしたが、かなりの寒さで硬くなっている感じでした。当然、プラグの動きもいまひとつな感じ・・・
しばらく釣りに行ってブランクもあったので、腕が悪いせいもあるかもしれませんがラインも影響してるのではないかと。
硬くなったラインは当然プラグの動きも制限するでしょうから、真冬のトップには柔らかいラインが必要なのかも知れませんね。
私自身は、冬場は釣りもお休みにしているのであまり気にした事がないし、逆に、柔らか過ぎるラインだと夏場はべたついた感じになるのであまり使い心地が良くないのもあって避けてる部分もありました。
1回だけの釣行で決め付けるのもなんですので、冬場に行かれる方が居られたら、ご意見聞いてみたいです。
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事務局(T)
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1月20日 トップウォータープラッガーの真冬の過ごし方
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インターネットというのは実に便利なものですね。いまさら何を・・・と言われてしまうかもしれませんが、何が嬉しいかって、ほかの人がどんなことをしているかを探る(笑)ことができるからです。
私は、11月も終わり頃になるとバスロッドから手を離してしまいます。で、翌年もGW頃までトップウォータープラグをキャストすることはありません。
まぁ、その間、鱒に遊んでもらったり、海に出かけてハゼと戯れたり、湖のタナゴをからかったりするんですが、いずれにしてもトップウォーターのバスは封印です。
私の先輩たちや友人にもそういった人が多いんですが、でも、世の中は広い。真冬でもガチンコでバスを追いかけるトップウォータープラッガーも多いでしょう。
自分はやらないくせに、そういった方々の動向が気になって仕方がない。万が一、釣れたという話を聞いたからといって、出かけることもないんですが、でも気になるんです。
釣り師の性ですね(笑)。自分の意思でロッドから離れているくせに、置き去りにされるような気がして、落ち着かないというわけです。まったくバカな話ですが、こればっかりは理屈じゃないので仕方がないですね。
そこで、インターネットを飛び回ることになります。友人、知人のブログやフェイスブックをしらみつぶしにチェックします(笑)。
・・・と、いるわ、いるわ。師走の終わり近くになっても湖に浮かんでる人、元旦からバスを手にしている人、シーズンオフなのにショップへ通い続ける人。
誰かが釣ったといっては嫉妬し(笑)、こっちで大きいのをバラしたといっては同情し、向こうで新たなルアーが釣果をあげたと知ってはそわそわする。
いつだったか、正月の2日、亀山ダムでポッパーが大爆発したと知った時は、さすがに出かけようかと思いました(結局、同行者が見つからず断念したんですが)。
夜毎、そんな他人の庭を覗き込むような時間を過ごすわけですが、それはそれで刺激的な“釣りの楽しみ方”です。
ようやく年を越したばかりですから、まだ100日以上はPCでフラフラする日々が続くわけです。まぁ、これもバスフィッシングの楽しみ方。業の深い遊びです。
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編集部(M)
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1月27日 ペットのようなバス
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以前、出版社勤務時代にとてもお世話になったイラストレーターがいました。
ひと回りほど歳上の彼は、その世界では、錚々たる雑誌や単行本の表紙などを手がける売れっ子の有名人でしたが、ルアーフィッシングの大ファンでスミスの大ファン。すぐに意気投合して、私の雑誌に参画してくれたのでした。
しかし、釣り場に持ってくるのは妙な自作ルアー。
さまざまな生活用品やゴミから、実に奇妙な“擬似餌”を創り上げるんです。カニを食べるスプーン、ボールペンのボディ、ヤクルトの空きビン・・・あげくのはてにはイチジク浣腸まで。釣果につながった姿を見ることは稀でしたが(笑)、それはそれは楽しそうでした。
しかし、数年前彼は突然世を去ってしまいました。今でも時々、その不思議なフィッシングライフを思い出しますが、中でも印象的だったのは飼育していたバス。 原稿を貰いにマンションを訪ねると玄関の水槽に1尾のバスが飼育されていました。20p半ばだったように覚えていますが、そのバスが傑作なヤツで。
そのイラストレーター氏が帰宅したり、仕事の合間に水槽に顔を近づけると、すーっと背びれが出そうなほど上がってきて、静かに定位します。手を伸ばし、人差し指でその背中をさすってやると、全身をブルッツブルッと震わせるんですね。その姿がおかしいやら、かわいいやら。やがて、落ち着くと静かに沈んでいきます。
それを初めて目にした時には、違和感さえ覚えました。魚というよりも犬や猫の姿をそこに見たからです。
エサだって、金魚やミミズよりも、細く切ったかまぼこが好きでした。彼が、白いかまぼこを手にして近づくともう大騒ぎ。それも、私のようなヨソ者がやっても大して興奮しません。まったくもって、ペットそのものです。
バスという魚の不思議さ、賢さを思い知らされた気がしましたが、そのバスもすでにこの世にはいません。
あちらで、あいかわず彼に背中を撫でられ、ブルッブルッとしているのかもしれませんねぇ。
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編集部(M)
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