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バックステージ オブ サーフェス
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今回は、世田谷のスミス本社の一角で行なわれた事務局のミーティングをレポートします。
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朝方の雨も上がって、穏やかな湖面に期待をかけて走る
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ある日の企画会議
関東の梅雨明けを目前にしたある平日の午後。そこには、鳥居事務局長と玉越校長、小笠原副事務局長と、私の4人。
この日は朝からものすごい暑さで、まさに熱風が吹きすさぶ酷暑です。私は、他の打ち合わせから駆けつけたので、スミス至近の田園都市線駒沢大学駅構内に着いた段階で体力を使い果たし疲労困憊・・・。
すると、ヨロヨロと出た改札の脇で和菓子の売店が目に入りました。
おっ!
そこには見た目にも涼しげなわらび餅が並んでいます。きな粉と抹茶の2種が、頭のてっぺんまで茹であがった私をKO。一も二もなく購入です。
そんなわけでこの日のミーティングは、おじさん4人がわらび餅を突つきながら・・・の進行となりました。まぁ、議題が長良川のSuperStrikeDayの企画と、次号のSurfaceの打ち合わせですから、こんなゆる〜い雰囲気のほうがマッチしているかもしれません。
「エアコン全然効かないなぁ…」。
事務局長と校長がぼやきますが、陽炎がたちのぼるほどのコンクリートジャングルを抜けてきた身には天国です。まして目の前にはグラスに満たされた冷たい麦茶とわらび餅。
大人気のPluggerやタクト・オブ・ウイゾの話題で、ゆるゆると始まった会議は、本題のSurfaceに差しかかりました。
「次号のトップページはどこに出かけましょうか」。
「そうね・・・去年みたいに琵琶湖のイベントに合わせて取材したらどうかな」と玉越さん。
「よく釣れるしサイズもいいんですけどね。どうしても見え方が同じようになっちゃいますよね。湖北の奥、菅浦とか大浦のほうにでも行けば風景もずいぶん変わりますけど」。
「でも、あっちはトップだとあんまり釣れないんだよな」と鳥居さん。
「じゃ、創刊号の手賀沼をリベンジっていうのは?あそこ、いい時期に行けば絶対釣れるよ。鳥居君が夕方バズベイトで出したやつなんて、すごくデカかったじゃん」と玉越さん。
そうなんです。記事でも触れましたが、夕方のロケ終了間際に鳥居さんのボート間際で水面を割ったバスは間違いなく50pクラスでした。バレちゃいましたけど・・・(笑)。
「でも、琵琶湖以上に風景が単調なんでやっぱり見え方が変わり映えしないですよ。20号とか30号とか続いた頃に、以前の湖を再訪するならいいと思うんですけどね。まだ4号めですから(笑)」と、しつこく食い下がる私。
「そりゃそうだねぇ。じゃ、房総半島の三島湖なんてどう?鳥居君が行ったことあるって行ってたじゃん?」。
「フローターですけどね。釣れることは釣れましたよ」と鳥居さん。
三島湖なら私も前職時代、風景写真を撮影に出かけたことがあります。関東を代表するヘラブナの人気釣り場ですが、近年はバスアングラーも増えているようです。切り立った岩盤や豊かな緑。複雑に入り組んだ湖岸は、まさにフォトジェニック。異論はありません。
「でも、ほんとに釣れるの?」
携帯電話でそれぞれの知り合い、心当たりに連絡をとって、三島湖情報を集めてみると、そこそこ釣れるようなんですが、トップウォーターで・・・となるとみんな首を傾げます。どちらかといえば、フロートチューブの天国という雰囲気のようです。
とはいえ、魚を捜す嗅覚では定評のある小笠原さんもサポートしてくれるというので心強いかぎり。
「ま、なんとかなるでしょ?行ってみようよ!ボートも下ろせる場所があるらしいよ」。
いつも玉越節で衆議一決。こうして、房総でのロケが決定しました。
その結果は?
9月までお待ちください。乞うご期待!
ちなみに今回は私も釣っちゃいました・・・・・・。
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昼休憩に睡魔が襲って・・・校長は湖上でも仕事中。 |
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