ログアウトしてクラブトップ


メンバートップWeb版 Surfaceミュージアムイベント玉越アカデミー校長室お問い合わせ

会員情報


会員ページへ
会員ログイン


編集部便り
編集部便りはこちらから




バック オブ サーフェス

  Battle of SUKIYAKI
        再び!


  ある日の企画会議

  SuperStrikeDay in
   琵琶湖 その前夜


  SuperStrikeDay in
   琵琶湖 その前々夜


  SuperStrikeDayの
    準備で起きた珍事


  津久井湖清掃に出動!

  東北バス談義

  羽鳥静夫さんに聞く





バックステージ オブ サーフェス

 第2回は、「Supreme time  Supreme room」で訪ねた宮城県のプロショップ「サンリバー」。店長の佐藤幸親さんは大のスーパーストライクファン。取材の合間、玉越さんとのバス談義もどんどんヒートアップしていきました。ここでは誌面で紹介できなかった裏話などを披露してみます。





 サンマとトップウォーターの不思議な関係?

   佐藤幸親さんと玉越校長の東北バス談義



佐藤

「こっちのファンは、やっぱり寒いと動きづらくなっちゃうんですね。
今日みたいに雪が降っちゃうと皆さんがシュンっとなってしまいますしね。
でも、少しでも暖かくなれば、そして1,2日でも春めいた日がくるとお客さんが一気に動き出します。あぁ、春だな...トップ投げたいなって思うんでしょうね。じゃ、タックルの準備をしなきゃって、お店に来てくれるようになります。だから、私はお客さんの動きを見て“トップのシーズンがきたな”って感じるんですよ。
でも、春浅いうちは天候が安定しないんです。雪が降っちゃうと逆戻りしますしね、ひどいときは氷点下10℃くらいまで下がることもありますからね。そうなると、また腰が重くなっちゃう(笑)」


玉越

「羽鳥さんとセミナーで来る前に、プライベートで来たことがあるんですよ。その時はジョンボートで野池...だったんですけどね。いい出方してね、面白かったですよ。秋だったかな」

佐藤

「当時もバス釣りしている人はたくさんいたんですけどね。特化して、“おれはトップウォータープラッガーだ!”とか、“スーパーストライクひと筋だ!”っていうような人は、私の知ってる限り、このあたりにはほとんどいなかったですね」

玉越

「で、佐藤さんに場所を教えてもらってね」

佐藤

「そうです。でも、ボートにご一緒するなんて畏れ多くて(笑)。ボートを降ろす場所と主なポイントをお伝えして、釣っていただいたんです」

玉越

「そうそう(笑)。降ろし終わったら“行ってらっしゃ〜い”って岸で手を振ってました(笑)」

佐藤

「夕方に戻ってこられて“どうでした?”って聞いたら“釣れたよぉぉ!”って言ってくださって、安心しました」

玉越

「で、晩御飯食べに行ったんだよね」

佐藤

「一緒にサンマを食ったんですけどね。僕は小骨がうまくとれないんですよ。玉越さんの顔を見ると明らかに“こいつ箸使いが下手だな”って表情してるんです(笑)。玉越さんはすごく器用で 真ん中の骨を丁寧に取って食べてるんですね」

玉越

「僕ね、サンマの細かい骨って気になっちゃってね。家で食べる時もぜんぶ、きれいに取らないと気がすまないんですよ。きっちり身だけ外して...」

佐藤

「それを目の前で見てて、真似して取りたいんだけど全然取れない(笑)。やっぱりその器用さも釣りに繋がるのかと思ったりして...」

玉越

「サンマとトップに関係あんのかなぁ(笑)」

佐藤

「で、僕はまだ玉越さんと一緒に釣りをしたことがないんですよ。それからしばらくしてセミナーがあったときも、チャンスだと思ったんですけど、その1週間前に階段から落っこちて、ルアーを投げられなくて。だから一緒に乗せていただいたことはないんです」

玉越

「そうだったよね」

佐藤

「仕方がないからDVDを何度も見て...。
スーパーストライクバッシング、でしたっけ。羽鳥さんも玉越さんも、すごくディスタンスをとって釣りをされるじゃないですか。東北は、近いんですよ。ポイントまでがね。
そしてこっちはポイントにぶち込むみたいなスタイルが多いんで、丁寧なアプローチがとても参考になりましたね。だから、スーパーストライクっていうと、あの繊細な誘い方とイメージが真っ先に頭に浮かぶんですよ」


玉越

「でも、昔はもっと遠かったよね(笑)」

佐藤

「僕達はね、トップウォーターっていうと5500Cとかチャンピオングリップとかっていうイメージが強いじゃないですか。でも、羽鳥さんも玉越さんも実際には現行のダイワのリールを使ってたりするじゃないですか...。
"えっ?なんで”って感じになるわけですよ、ひとりのファンとしては(笑)。み〜んな言ってましたね、“(古いリールを)持ってないんじゃねぇの”って(爆笑)」


玉越

「そうなんだよね。今日、ここに来る途中も新幹線の中でそんな話してたの。道具も進化してるんだから、それを使って快適に最高の釣りをしたいんですよ。トップだから古い丸いリールで!ってイメージに固定したくないんです。」

佐藤

「現行のリールを使ってロングディスタンスで、バスを出す...っていうのが、なんていうんでしょうかね、大人の釣りって感じがしちゃうんですよね。上品っていうのかな」

玉越

「別に自分では"大人の釣り”って意識はしてないけどね。
でも、釣りってまだまだ分からないことがありますよ。たとえば、長年釣りをしてるとこのルアーはこうやって動かして...っていうのが、歳と共に固まってきちゃうんですよね。でも若い人と一緒に釣るとまったく違う動かし方で、バスを出したりすることがあるわけです。で、“これもアリだな”って教えられたりするんですよ。自分にはないものをいただいちゃったな、と」


佐藤

「休日をのんびり...と、釣れる、釣れないをあまり気にせず、自分のスタイルを通すっていうのが大人っぽさなのかなと思いますけどね。気の合う仲間とね。玉越さんや羽鳥さんの後姿にそんな感じを受けます。そういう心掛けを、釣りを楽しみたいと思いますね」

[ ページの先頭へ ]    [ クラブトップへ ]    [ Next ]

(C) Copyright, SMITH LTD. All rights reserved.