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玉越アカデミー校長室 Vol.14
5月の明暗
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桧原湖に在住の本山博之さんから、
「急に状況が良くなって来ています。トップでも普通に釣れると思いますので是非来てください。」
とのお誘いがあり、5月13,14日の2日間、新商品の打ち合わせも兼ねて桧原湖へ行ってきました。
スモールマウスのトップウォーターゲームは私にとって一つの課題のようなもので、いまだに「ラージマウスとの誘い方の違いやアプローチ等」これだと言える確信のようなものを掴んでいないので絶好のシャンスでした。
ダブルスィッシャー(Aプロップ)のただ引きで、セミルアー(美蝉、タイニークレージー)を水面で躍らせて、ペンシルベイトを超高速で動かして、釣り上げたことはあるのですが、ペンシルを普通に操って釣り上げたことはないのです。出ても乗らなかった事は何度かあるのですが・・・。
この時期はワカサギも接岸しているし、これは望みあるな!と意気込んで早朝4時に出発したのですが・・・・
福島県に近づくに従って雲行きが悪くなり、桧原湖に到着したら大雨&強風、気温9度と東京とは別世界(ちなみにこの日の東京の最高気温27度)。
普通ならとてもボートを出せる状態ではないのですが22フィートのバスボートのおかげで何とか「いかり潟」まで行くことができたのです。
「スポーニング前でいいラージが入ってますよ。巻きの釣りで魚を浮かせましょう。」
と言う事で私は勿論、WSO52Aで、同行した谷中君はダブルスィッシャーのA−プロップアワビ、本山さんはAR−HDミノーでスタート。
10分、20分、30分と経過しても出る気配なし、雨は強くなるし、手が悴んで寒いし、水温も下がるし、
「今日は上ではでないですね、諦めましょう」
ということでこの日のトップゲームは終了!
でもワームで底をズリズリすると・・釣れるんですよね〜。
翌朝は朝から快晴!
「チョット天気良過ぎるね〜、もっと曇った方が出るよな〜」
なんて贅沢なことを言っていたら30分もしない内に曇り出し、風も吹き出し、雨までふる始末。一瞬晴れたと思ったら直ぐに雲って最期にはヒョウまで降るという大変な天気で結局トップでは釣りにならないまま2日間が終了してしまいました。
東京に戻ってからストライククラブのメンバーでもあり、スミスのトップウォーターセミナーの卒業生で、最近は毎年夏に琵琶湖で一緒に釣りをしているK君から、今週末(21〜22日)琵琶湖に行きますけどどうですか?と声を掛けてもらいました。
チョット早い気もするが、大阪在住の彼の兄が過去の日記をチェックしたら、良い釣りをした記録が有るから可能性ありとの事。
チョット心が動いたのですが22日は私も所属しているB.A.S.S.of Japan の大会が桧原湖であるのでパス!
実は桧原湖で日並みさえよければ大会中にトップで良いサイズは釣れる。と期待しての判断でした。
しかし現実は、大会当日スタート時14度ぐらいあった気温が下がり始め10度に、霧に包まれ、雨も降ってくるという始末。勿論トップでは釣れません。
一方、琵琶湖組はというと土曜の朝9時過ぎにメールがあり、
「やっぱり出ました。52cm、兄は47cm」
という文面と強烈な写真が添付されていました。
しかもK君は、クラブショップ限定の40周年記念グリーンヘッドのインナーハンドで釣ってくれたのです。
兄のM君もWSOで釣ってくれました。
有難うKM兄弟!我々の仲間では彼らを「極悪兄弟」と呼んでいますが・・・いやいやどうして・・・・やっぱり極悪ですかね!
何かスッキリしない気持ちのまま次の目標は29日のストライクデイ。
津久井湖の状態は良さそうだし早朝と夕方に何とか一発は出せるかな〜と意気込んでプラグをセレクトし準備万端、ところがまたまた雨と台風の影響で残念ながらイベントは中止となり、とうとう今年の5月は1匹もバスをトップで釣れないまま終了となってしまいました。
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