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玉越アカデミー校長室 Vol.6
「初バス」
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今年はどうも季節の移り変わりがおかしいようです。
ようやく暖かくなったと思ったら直ぐにまた寒い日が何日か続いてしまう。こんな繰り返しが4月に入ってから何回もあって、体調を崩してしまった方も多かったと思います。
この影響は我々人間だけに止まらず自然界にもダメージを与えたようで、我々と関わりの深い水の中の魚達にも及んでいたのです。
4月の末に相模湖へ行ったのですが、その時ボート屋の青年が、
「4月に入ってからトップでは1匹も上がっていないんですよ。いつもならとっくに始まっているヘラのハタキ(産卵)も今年は全然無しですよ。」
と話していた。5月の中旬に西湖へ行った時もボート屋さんが、
「5月の連休中(5日)の水温が9度でしたから例年より2週間は確実に遅れてますよ。」
と話していた。だから当然、相模湖も西湖もトップでは厳しく、オデコをくらっていたのです。(津久井湖の53UPの時を加えると3連敗...)
5月も20日を過ぎたあたりからようやく暖かさも安定したか?に見えたので、29日〈土〉4度目の出撃を決意。
場所は印旛沼水系、同行するのは当社の橋本君。彼は某小売店のトップウォーターイベントで羽鳥さんと私と同船してからトップにのめり込んでしまい、今では自分でプラグを作っているし、スーパーストライククラブの会員にもなってしまったほど!!
ところが、当日はまたも寒さがぶり返して、私はフランネルシャツにトレーナー、さらに合羽を着て釣り始める始末。なんとも不安なスタートでした。
案の定、バスからの反応は渋く、お互いに1匹もキャッチ出来ずにいつもの折り返し地点まで来てしまいました。この釣り場は岸際が護岸されている所、竹が水中の倒れ込んでいる所、オーバーハングやヘラ台、流れ込んでいる水路など変化に富んでいて、それなりに面白い所ですがギリギリに入れるとなると中々手強いところです。
ようやく1匹目をキャッチ出来たのは11時15分頃。岸から突き出たブッシュの横でした。ルアーはビンテージスプラッシュ(シングルスイッシャー)。
着水後、チョンチョンと首を振らせて止めたら「バシャ」っと・・・・。型は小ぶりでしたが思い通りに出たので大満足。
2匹目は、
倒れた竹に沿ってスティッキークラッチヒッターを首振り重視ではなく
少し水面下へ突っ込む動きを織り交ぜながら操っていると、
下から突き上げるように銜え込みました。
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竹が倒れこんでいる所で今回は 42cm が出た。
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後は、今日の課題の一つでもあるW.WSO(ウイゾ)45Bで釣ること!
私自信使うのが2回目なので、ロッドの操作、糸ふけの出し方、力加減などを変えながら動きを確かめるつもりで使い続けていると、少し沖目でバイト。
ついに釣り上げることが出来ました。まだ使い込みが足りませんが、今の感想は、動きはたしかに直線的です。
カクーンよりも切れ味早く「クッーン」と動く感じと言えば分かり易いと思います。最初のワンアクション目に少しコツがいるかな?と思いますが、カクーンを使い慣れている人なら問題ないかも・・・!
動きからすると、バスが障害物にタイトに付いている時よりも、シャローに出ている時などで威力を発揮するかな〜と思います。
残念ながら、45Aはまだ使っていないのでコメントは言えないのですが手に入り次第、45Bと合わせて使い込んでから感想を伝えたいと思います。
ウイゾで待望の1匹目!
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スティッキークラッチヒッターで42cm
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結局、この日気温が少し上がった11時〜2時にバイトが集中、私は5バイトで3匹。橋本君はバスは1匹バラシ、ライギョを1匹ステッキー#0でキャッチしました。
6月に入ってからは気温も上がり、各地でトップによる良い釣果情報が入って来ていますので、今がチャンスですよ!
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